青少年起業体験プログラム
スケジュール
プログラムの進め方やスケジュールは、実施団体やそのときの状況によって変わります。これまでも二日間で集中的に行うこともあれば3週間かけてじっくり行うこともありました。
ここでは、2001年に徳島市で行われた回をひとつのモデルとして紹介したいと思います。
第1日目 「大学生へのレクチャー」
第1日目はベンチャーキャピタリスト役になる(地元の)大学生たちだけを集めたレクチャー。プログラムの趣旨や教材(起業体験ノート)についての説明を行う。
14:00 |
校長あいさつ |
14:30 |
事例紹介(ビデオ) |
15:00 |
プログラムの趣旨説明 |
16:00 |
起業体験ノートの説明 |
17:00 |
解散 |
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第2日目 「参加者へのセミナー」
第2日目は昨日のVC役大学生に加え、主役となる起業家(中高生)が参加してのセミナー。5〜6人でチームを編成してどんな事業を展開しようかと議論する。
事業計画が固まったらチームごとにその内容を発表。ここで投資家(VC)の了承が得られれば晴れて会社設立となる。その後は株券発行で資金を集め、1週間の準備期間に入る。
09:30 |
校長あいさつ |
09:40 |
講習会「会社のしくみ」 |
10:00 |
起業体験ノートの説明 |
11:00 |
会社設立の準備(チーム編成)、事業計画作成 |
12:00 |
<昼食> |
13:30 |
事業計画発表:修正を加え投資家の了承を得る |
15:00 |
会社設立→登記→資金調達→事業準備の相談 起業家(参加者)解散 |
16:30 |
VC(大学生)ミーティング |
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※1週間の準備期間
第3日目 「準備作業・決算関係授業」
投資家から集めた資金を基にして商品の材料を仕入れたり、必要な器具をレンタルするなどして事業の準備を進める。とくに飲食店などを考えている場合は、実際に試作品をつくって準備万端の状態で当日を迎えられるように作戦を練る。
10:00 |
事業準備・作業開始 |
11:00 |
準備状況報告 |
12:00 |
<昼食> |
13:00 |
講習会「決算と株主総会」 |
14:00 |
事業準備 |
16:00 |
まとめ・解散 |
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※1週間の準備期間
第4日目 「販売活動・閉会式 」
さらに1週間の準備期間をおいていよいよ最終日となるが、実際に販売活動を行えるのはたったの3時間。その限られた時間のなかで効率よく商品をさばくことが求められる。
販売活動終了後に営業報告書を作成して儲けた金額や配当額がいくらになるのかまとめる。その結果を株主総会で発表して実際に利益を配当、最優秀チームが決定する。
08:00 |
集合・出欠確認 |
08:10 |
スケジュール確認・注意事項説明、開店準備 |
10:00 |
開店・販売活動 |
13:00 |
販売活動終了 |
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<昼食> |
14:00 |
営業報告書作成、会計監査を受ける |
15:00 |
株主総会(営業報告会) |
16:00 |
利益配当・閉会式(表彰)、起業家(参加者)解散 |
17:00 |
VC(大学生)ミーティング |
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