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青少年起業体験プログラム

記事紹介 (1)

起業の夢 中学生も体験 企画や販売、自分たちの手で

模擬店設立「経営」学ぶ

子供を対象にした起業体験プログラムが、今年9月の「第九回全国ボランティアフェスティバルとくしま」 の阿南ブロック会場で実施される。各学校などで行われている販売体験などと異なり、実際にお金を使い ”会社”を設立、商品の企画も練り、物品調達から販売を通して売り上げを目指す。 会社をつくる楽しさや経済の仕組み、働くことの大変さを肌で感じ、起業家へのきっかけとしてもらうのが狙いだ。 全国的にも珍しい。

起業体験プログラムは、発展性のあるベンチャー企業に投資する「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ投資事業組合」 (NTVP、村口和孝代表=海部郡海南町出身、東京文京区)の全面協力で行う。 フェスティバルの内容を検討していた同ブロック実行委員会(澤田穣会長)が、NTVPが起業体験プログラムを実施していることを知り、 話を持ち掛けた。

計画では、フェスティバル会場をひとつの経済社会と想定。子供5-7人が焼きそばやタコ焼きなど販売する商品を決め、 材料購入費や販売額などの収支計画を立案する。出資金500円を出し合い、大学生の模擬投資家や模擬銀行からの投資も受けて 会社(模擬店)を設立。材料などを購入しておき、当日会場を訪れた人に販売する。

販売終了後は、決算報告書を作り、公認会計士に監査してもらうことにする。売上金は子供たちの利益となるが、 一部は社会福祉施設への寄付などを予定している。

対象は中学生を中心に考えていて、6-9チームを募る方針。現在、細部を煮詰めている。近く募集を始める。

NTVPは、昨年11月、東京都大田区で初めて同プログラムを実施。子供たちはゼロから考え、体験することで、 経済の仕組みの理解のほか、企画力や仲間とのコミュニケーションづくり、一つのことをやり遂げる力などの醸成に効果があったという。

村口代表は「子供たちの中には、将来、会社をつくりたいという目を抱いている子は多い。起業という夢をはぐくむきっかけにしてほしい」と話している。

<後略>

徳島新聞 (2000年7月7日)

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