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青少年起業体験プログラム

記事紹介 (4)

真剣に”営業活動” 中学生ら起業体験

小中学生たちが起業体験をする「ジュニアベンチャープログラムin阿南」が24日、全国ボランティアフェスティバル阿南ブロック会場であり、7組に分かれて入口に設立した”会社”が、1日だけの”営業”を行った。

阿南ブロック会場となった阿南市富岡町北通の市民会館の駐車場に、主に同市や那賀郡那賀川・羽ノ浦両町の小中学生ら46人が出した7店舗が並んだ。一般の出店に交じってヤキソバ、クッキーなどを販売。小さな”社員”たちは業績アップを目指し自分たちの店を元気にPRし、なかには懸賞をかけて客寄せを狙う工夫も。

販売後は決算報告書を作成、利益は一割を”税金”として社会福祉施設へ寄付。残りを出資者に”配当”という形で分配した。うどん店の「社長」竹治博文君=羽浦中二年=は「利益があったので配当は出せそうだけれど、営業報告書を書くのは難しくて頭が痛い」となれない作業に戸惑っていた。

同プログラムは、小中学生が1人1000円の出資金を出し合って会社を設立し、商品の企画・販売を通して実際に利益を追求する。会社をつくる楽しさや経済の仕組みを知ってもらうのが目的。

<後略>

徳島新聞 (2000年9月25日)

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